静脈内鎮静法 -歯科治療が苦手という方- - 安心安全, インプラント治療困難症例 と 骨造成 横浜市

静脈内鎮静法

インプラント手術においても静脈内鎮静法の適用は患者さんにとって手術のストレスから解放する優れた選択のひとつです。当院では静脈内鎮静の施行は歯科麻酔専門医(広告可能な専門医)が行い、手術中のモニタリングや緊急時の適切な処置を行います。静脈内鎮静法の併用は手術の緊張や恐怖心を大きく和らげ、殆ど眠っている間に手術を終えることが出来ます。ただ静脈内鎮静法は全身麻酔法ではないので痛みのコントロールは局所麻酔法で行う必要があります。静脈内鎮静を併用するか否かは患者さんの希望が判断材料になりますが、緊張症の方にはとても有用です。もちろんこれを併用しなくても局所的な痛みは局所麻酔でコントロールしますから、いずれにしても手術中の術野の痛みそのものはありませんが私は静脈内鎮静下での手術をお奨めします.

鎮静に使用する主な薬剤

当院で使用する鎮静薬は主としてプロポフォールとミダゾラムです。前者は静脈麻酔薬ですが投与量によっては鎮静薬としても使用されます。半減期は短く2時間投与しても投与中止後20分足らずで速やかに50%減少しますが、歯科麻酔専門医の管理下で投与されます。後者は催眠鎮静薬で循環抑制、呼吸抑制は少なく健忘作用がありますが、こちらの半減期は50分くらいで、やや抜けが悪いと言うことになります(上図参照)。ともあれ、いずれにしても鎮静下の手術当日は自分で車の運転をすることは出来ませんので、付添の方とご一緒が良いでしょう。

トップに戻る パソコン版で表示